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2013年1月30日 (水)

映画 かぞくのくに ☆☆☆☆★

■ 100分 (名古屋シネマテーク)

■ 監督・脚本 ヤン・ヨンヒ

 130130

子供の頃に住んでいた名古屋では、自分はあまり見かけなかったが、関西

に住んでいた人の話では、その地方では北朝鮮へ移住する家族に小学生が

いると、学校ではよく送別会が行われていたという。それも、毎月の行事のよ

うに度々行われていたという。

                    *

映画は、そうした「帰国事業」から25年後のかぞくの離別の姿を描いている。

いや、25年「後」ではない。取り返すことのできない25年「間」、そして「今」、

さらに「これから」。その取り返すことの出来ないもどかしさを描いたものだ。

どうして、いまでも取り返しがつかないのか…。その歯ぎしりするような哀切。

ヤン・ヨンヒ監督にしか描けない、そうした深い哀切が全編に流れている。

その哀切を前にして、観客は声を発することができない…。

  

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