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2012年3月12日 (月)

映画 キツツキと雨 ☆☆☆★

■ キツツキと雨 129分 (ミリオン座)

■ 監督 沖田修一

120312

日本映画の秀作の一編だ。

「南極料理人」は、押さえきれないエゴが出てしまった後にあわてて後悔する

ような人間たちの本性を、ユーモアたっぷりに描いた話だったのに対して、

「キツツキと雨」は、“山里で行われた映画ロケについてのちょっとイイい話”だった。

だから、物語としてのインパクトや風景の新鮮さは、前作に比べると弱いのだが、

しかし、妙に印象的に残るショットをいくつか持った魅力的な映画なのだ。

縄と特殊な足駄を使い器用に木を登っていく山男の動作。

最終電車に飛び乗り去って行くサード助監督の安堵した表情。

妹に指摘され、妻の3回忌を忘れていた自分に呆然とする主人公の姿…など。

この映画がすぐれているのは、ハートウォーミングなエピソードなどではなく、こうし

た人間の動作や姿がリアルであるという点だろう。

監督沖田修一には、これからも注目したい。

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