« 12月のカレンダー  消しゴムはんこ | トップページ | 映画 明りを灯す人 ☆☆☆☆ »

2011年12月 3日 (土)

映画 密告・者 ☆☆☆☆★

■ 密告・者 [綫人 The Stool Pigeon] 香港 115分 (ゴールド劇場)

■ 監督 ダンテ・ラム [林超賢]

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

 11112031_1

■ 映画を観た後で…

今年の香港フィルム・ノワールの傑作と云ってよいだろう。

金塊を力尽くで強奪する、その方法の斬新さ。

多くの人々が行き交う香港中心街での、その銃撃戦の生々しさ。

最後の凶暴な死闘場面の、その荒々しい美しさ。

そして、三人の魅力ある登場人物たち。

主役のニコラス・ツェー[謝霆鋒]は、映画「孫文の義士団」とは違って、犯罪者の

悲惨さと哀しみを体現し、

捜査官のニック・チョン[張家輝]は、映画「ブレーキングニュース」の熱血刑事とは

異なり、警察側に属する人間の非情さと誠意を兼ね備えた、複雑で陰翳のある人

物を演じ、

グイ・ルンメイ[桂綸鎂]は、映画「海洋天道」とはがらりと変わった役柄を、投げや

りな、それでいて寂しげな目つきの女を好演している。

前にみた「スナイパー」より、ダンテ・ラム監督の演出は冴えており、

最後の最後まで、ハードな香港映画になっていた。

« 12月のカレンダー  消しゴムはんこ | トップページ | 映画 明りを灯す人 ☆☆☆☆ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/151512/43240589

この記事へのトラックバック一覧です: 映画 密告・者 ☆☆☆☆★:

« 12月のカレンダー  消しゴムはんこ | トップページ | 映画 明りを灯す人 ☆☆☆☆ »