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2011年10月10日 (月)

映画 ゴーストライター ☆☆☆☆★

■ ゴーストライター  128分  フランス/ドイツ/イギリス  (センチュリーシネマ)

■ 監督 ロマン・ポランスキー

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  111010

■ 映画を観た後で…

 

悠揚迫らぬ堂々としたサスペンス映画だった。

脚本、撮影、編集、音楽のどれもが上質の出来で調和がとれて美しい。

隠された真相が明らかにされた後に、これまでの登場人物の行動を思い起こしてみ

ると、全く異なった意味が見えてくる。これがサスペンス映画の醍醐味だが、「ゴース

トライター」はそれだけには留まらない。見終わった後でも(待てよ、本当の真相はい

ったいどうなんだ?真の黒幕は?)とますます謎が深まっていくような映画だった。

思うに、ポランスキーの映画は、皆ずっとそうだった気がする。

29歳で発表した初長編「水の中のナイフ」でも、「反撥」でも、私の一番好きな「袋小

路」でも、「ローズマリーの赤ちゃん」でも、見終わった気がしないような、残された謎

はいつまでも消えないようなそらおそろしい気分が残る映画だった。いわば不安の映

画…。それを「ゴーストライター」でも感じさせる78歳のポランスキーの才気こそ一番

のミステリーなのかも知れない。

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