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2010年10月

2010年10月31日 (日)

映画 BOX 袴田事件 命とは ☆☆☆☆

                                                           

■ BOX  袴田事件 命とは  117分 (名古屋キノシタホール

  キノシタホールは名古屋で唯一貴重な、愛すべき「封切り2番館」だ)

■ 監督  高橋伴明

■ 私の採点 ☆☆☆☆

被告は冤罪である、その確固とした立場で撮った映画である。

したがって、やや図式的に映画は進む。

「無罪を主張する良心的な裁判官と被告人」対「有罪を立件する強権的な警察

や検察や裁判官」という描き方になっていく。

そのため、自白強要の怖さ、自白論証の危うさ、判決の重さが観る者にスト

レートに伝わってくる。しかし一方、それなら事件の真相はどうなのかといった

点は描かれないままで映画は終わっている。

それらは「支援する映画」の力強さでもあり、「真犯人を探す映画」でない故の

限界でもあるのかも知れない。

それでもなお、人の一生を左右する裁判の重みがズシリと伝わってくる映画だった。

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2010年10月23日 (土)

「変革のとき 桃山」が面白い

ある平日の午後遅く、名古屋市博物館に行きました。

市開府400年記念特別展を観るためです。

150余点の見事な展示品に声が出せないほど感激しました。

たとえば、安土城出土金箔瓦【滋賀県教委蔵】。(安土城が今に残っていたら…)

たとえば、南蛮屏風【堺市博物館蔵】。(やっと本物を見ることができた!)

たとえば、果樹鳥獣ほか蒔絵箱【東京国立博物館ほか蔵】(日本の技術の凄さ!)

たとえば、織部筒ほか向付【名古屋市博物館ほか蔵】(何と大胆な意匠!)などなど。

実に至福のひとときを過ごしました。

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2010年10月22日 (金)

映画 彼女が消えた浜辺 ☆☆☆☆

                                                            

■ 彼女が消えた浜辺  116分  イラン (名演小劇場)

■ 監督 アスガー・ファルハディ

■ 私の採点 ☆☆☆☆

 不思議な後味を残す面白い映画だった。

 彼女が姿を消す。周囲は動揺する。混乱する。混乱の収拾がさらなる混乱を呼ぶ。

 それをカメラは活写していく。そして、自己弁護と不信が噴出していく。

 姿を消した若い女エリは、まるでパゾリーニの映画「テオレマ」の青年のように人間

 を解体して去っていったのだった。

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2010年10月21日 (木)

映画 小さな村の小さなダンサー ☆☆☆☆

                                                             

■ 小さな村の小さなダンサー(MAO'S LAST DANCER) 117分 

                   オーストラリア (名演小劇場)

■ 監督  ブルース・ベレスフォード

■ 私の採点  ☆☆☆☆

  リー・ツンシンという実在の人の伝記がこの映画の原作だという。

  毛沢東、江青の時代の中国で見出された一つの才能。

  家族の住む生まれた国と、才能を開花できる国との間での葛藤。

  踊り続ける歳月。踊り続けた歳月。

  この映画をみて、男性バレーダンスがいかに美しい動きをするかを知った。

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2010年10月17日 (日)

映画 桜田門外ノ変 ☆☆☆

■ 桜田門外ノ変  137分  (MOVIX三好)

■ 監督  佐藤純彌

■ 私の採点  ☆☆☆

  大老暗殺を果たした後の、水戸藩士らの失意と逃避行を題材にした映画だ。

  しかし、残念ながら、映画は史実の表層をなぞることで終わっている。

  雪の襲撃場面の迫力だけが、印象に残る映画となってしまったのが惜しい。 

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2010年10月11日 (月)

アンフォルメル中川村美術館

 伊那松川の近くに小さな美術館があります。

 中央アルプスの山稜を望む場所に建つアンフォルメル中川村美術館です。

 伊那の山々の眺望とともに、鈴木崧たちの「不定形な」作品が訪れた私を

 楽しませてくれました。スケッチでは表せないものが、そこにはありました。

 そうしたものを描くのも、今の私には面白いかも知れないと思いました。

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2010年10月 6日 (水)

秋の極楽平 中央アルプス

 ■ ロープウェイ千畳敷駅2640m 12:10 曇り 気温10℃

 ■ 極楽平道標 2830m 12:50 曇り

 ■ 三の沢分岐 2880m 13:05 曇り             

   ロープウェイ待ち時間  往 約30分    復 約20分

   この日の紅葉の盛りは、2000~2300m付近と思われました。

   ただし、今年の発色は良くないと感じます。ナナカマドの葉枯れが

   目につきました。 

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      今年の千畳敷         分岐から見た三の沢岳(2846m) 

   

   

 

 

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2010年10月 4日 (月)

映画 悪人 ☆☆☆☆★

■ 悪人 139分 (MOVIX三好)

■ 監督  李相日

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  今年の邦画の大きな収穫になる映画、と云ってよい。

  俳優たちの表情や声が、登場人物たちの確かな存在感を感じさせる映画だ。

  風景や、聞こえる音が、人物たちの心象を自然に映し出している映画でもある。

  今村昌平の映画「復讐するは我にあり」を彷彿とさせる出来映えだった。

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2010年10月 2日 (土)

スポーツを続ける友へ

                                                           

  スポーツの秋とは云うけれど、スポーツはいつも楽しいもの。

  その楽しさを知っている友人へ秋の便り。

  文面にハンコを押して出しました。                                                       

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       ( 消しゴム材 )

                                                                 

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