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2010年10月31日 (日)

映画 BOX 袴田事件 命とは ☆☆☆☆

                                                           

■ BOX  袴田事件 命とは  117分 (名古屋キノシタホール

  キノシタホールは名古屋で唯一貴重な、愛すべき「封切り2番館」だ)

■ 監督  高橋伴明

■ 私の採点 ☆☆☆☆

被告は冤罪である、その確固とした立場で撮った映画である。

したがって、やや図式的に映画は進む。

「無罪を主張する良心的な裁判官と被告人」対「有罪を立件する強権的な警察

や検察や裁判官」という描き方になっていく。

そのため、自白強要の怖さ、自白論証の危うさ、判決の重さが観る者にスト

レートに伝わってくる。しかし一方、それなら事件の真相はどうなのかといった

点は描かれないままで映画は終わっている。

それらは「支援する映画」の力強さでもあり、「真犯人を探す映画」でない故の

限界でもあるのかも知れない。

それでもなお、人の一生を左右する裁判の重みがズシリと伝わってくる映画だった。

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