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2010年8月

2010年8月31日 (火)

映画 瞳の奥の秘密 ☆☆☆☆★

■ 瞳の奥の秘密 EL SECRETO DE SUS OJOS 129分

            スペイン・アルゼンチン (名古屋ミリオン座)

■ 監督 フアン・ホセ・カンパネラ

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  映画をみる喜びとは、このような映画に出会うことであろう。  

  人は失われた過去の時間にいかに決着をつけるのか-殺人事件から引き起こ

  されるさまざまな人間模様に、観客は冒頭から引きつけられていく。

  この映画のすぐれた点は数え切れない。たとえば、

  登場人物たちの人間臭い魅力的なキャラクター。

  事件の結末を探るために小説を書く男-を主人公にするという筋立ての妙。

  物語の進行にしたがってアルゼンチンの社会状況が暗示されるという仕掛け。

  深刻な話を救うようにはさみ込まれるユーモアのセンス、など。

  そして、エンドロールが流れるとき、

  観客はさまざまな意味の深いため息をつくことになる。

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2010年8月30日 (月)

映画 セラフィーヌの庭 ☆☆☆☆★

■ セラフィーヌの庭 SERAPHINE 126分 

               フランス・ベルギー・ドイツ  (名演小劇場)

■ 監督 マルタン・プロヴォスト   ■ 主演 ヨランド・モロー

■ 私の採点  ☆☆☆☆★

  セラフィーヌ役のヨランド・モロ-の存在感が素晴らしい映画だ。

  それだけではない。作品に深み与える撮影、美術。そして、フェードアウト

  を生かした編集。映画はそうしたものの総合なのだと、しみじみ思える映

  画がこの作品である。

  Seraphine

                                           

                                              

  

  

 

          

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2010年8月27日 (金)

アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち ☆☆☆☆★

■ アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち 

   アルゼンチン 92分  (名演小劇場)

■ 監督  ミゲル・コアン

■ 私の採点  ☆☆☆☆★

  音楽に疎い採点者であるが、この映画でアルゼンチンタンゴの魅惑に酔った。

  映画館に入る前には、やや大げさな副題にたじろぐ気分もあったのだが、上映

  が始まってすぐにそれは消えた。

  年老いた奏者たちがアルゼンチンタンゴをこよなく愛していることが、その表情

  からよく分かったし、演奏されるタンゴの曲には魅力があふれていたのだった。

  それは、単なる懐メロ・ノスタルジィとは一線を画している。

  そして映画館を出て一つの言葉が浮かんだ。 それは「敬意」 。

  

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2010年8月25日 (水)

カボチャ

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    実物より少し腰高に描いたカボチャ。

       (10×16 ㌢)

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2010年8月24日 (火)

初夏の八幡社

 6月にペンスケッチをした八幡社の彩色がやっとできました。

 この絵のサイズはF6で、 私がこれまで描いた大きさとしては最大です。

 次には、もっと大きな紙に描きたい。

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           ( F6 41×32㌢ )

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2010年8月23日 (月)

映画 ソルト ☆☆☆☆

 ソルト SALT  100分 アメリカ (MOVIX三好) 

■ 監督  フィリップ・ノイス   ■ 主演 アンジェリーナ・ジョリー 

■ 私の採点 ☆☆☆☆

  夏の暑さを吹き飛ばすには、持ってこいのアクション映画だった。

  最後まで続くスピード感あふれる演出。

  アンジェリーナの跳躍する輝く肉体。

  およそ1時間半の尺長で終わらせたことも、この映画の成功の秘訣だろう。

  久しぶりにお子さま向きでないハリウッドアクション映画を楽しめた。

  001

     

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2010年8月20日 (金)

蝶のハンコ

私の友人のKさんは、蝶の写真を撮っています。

ギフチョウ、ミヤマカラスアゲハ、オオイチモンジなどその生態をきちんと

美しく表現するKさんの写真はとても魅力的です。

それにインスピレーションを受けた私は蝶のハンコを彫ってみました。

 

    Photo           01 

   モンキアゲハ           コノハチョウ 

   石印 30㎜角          同左 23㎜角              

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2010年8月18日 (水)

映画 チョルラの詩 ☆☆☆★

■ チョルラの詩  102分  日本・韓国 (名古屋ミリオン座)

■ 監督  川口 浩史

■ 私の採点 ☆☆☆★

  チョルラの村の風景を通して、詩情豊かに映画は綴られていく。

  しかし、映画「トロッコ」のように観る者を突き上げる強いものが

  感じられなかった。ストーリーの展開や結末は映画の1/3ほど

  過ぎたあたりで読めてくる。そして予定調和のようなラスト。

  この映画の弱点は、おそらく在日韓国人としての主人公の葛藤を

  描いていないことではないかと思う。そのためにラストのシークエ

  ンスで、主人公が一歩を踏み出す靴のクローズアップが意味を失

  っている。切ない三角関係恋愛風映画にしてしまったのでは、惜し

  いというほかはない。川口監督には次回を期待したい。     

  Photo

   

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2010年8月17日 (火)

スイスの街角

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         ( 18×13㌢ )

 写真から線スケッチにし、彩色したものです。

 この場面の人たちは緩やかに動いているのですが、

 それでも、動く人をその場で描けるようにするには、

 私にはまだ時間がかかるのかも知れません。

 

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2010年8月16日 (月)

KIOSKの婦人

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           (16×21㌢)

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2010年8月15日 (日)

ベンチの老人

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          (17×14㌢)

  スイスのレマン湖に面した町ウーシー。

  公園での老人。

  何を想うのでしょうか。

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2010年8月 8日 (日)

パンやお菓子 スイスの街角で 2

                                                            

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  スイスを旅行して目につくことの一つ

 は、どこにでも国旗が立てられている、

 と云うことでしょう。ホテルや駅、船や

 レストランなどもそうです。パンもそう

 でした。                                          

 

Ty01  チョコレートの熊

 ベルンの街では熊のお菓子が多い

 のです。ベルンはBernで、Bearなの

 で熊。                            

                                           

                                                

    おもしろいチョコレートのお菓子たち                                  

Ty04 Ty02

 

                                            

   

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2010年8月 7日 (土)

看板と窓  スイスの街角で 1

Po01   Po02

Po03  Po04

       んな看板     あんな窓

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2010年8月 6日 (金)

映画 トロッコ ☆☆☆☆★

■ トロッコ 116分  日本・台湾 (名古屋シネマテーク)

■ 監督 川口浩史   ■ 撮影  リー・ピンビン

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  心が洗われるような映画だ。

  台湾の村に住む義父母。訪れる嫁とその息子敦と凱。森に続くトロッコの道。

  緑あふれる村での暮らしを通して、親子、兄弟、家族、民族の確執を重層的に

  描きながら、同時に少年の成長を表現する映画である。

  観る者によって、胸に迫ってくるものは異なるだろう。年の近い弟をもつ者は、

  敦の心情や行動に共感を覚え、若くして死別した夫を持った妻は、夕美子の

  吐露に心を揺さぶられるのかも知れない。映画を観る者によって登場人物の

  誰もが主人公に感じられる激しくも静かな作品で、とりわけカメラの美しさには

  言葉がない。監督の力量の高さは注目に値する。

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