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2010年2月14日 (日)

映画 カティンの森☆☆☆☆★ インビクタス☆☆☆☆ 千年の祈り☆☆☆☆★

映画 

カティンの森 ☆☆☆☆★

インビクタス/負けざる者たち ☆☆☆☆

千年の祈り ☆☆☆☆★

レンタルDVD 

歩く、人 ☆☆☆☆★

母べえ ☆☆☆★

櫂 ☆☆☆

                                                                   

映画

カティンの森 KATYN

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■ カティンの森 122分 ポーランド (名演小劇場)

■ 監督 アンジェイ・ワイダ 

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  「地下水道」「灰とダイヤモンド」の発表から50年。

  ワイダは、第二次世界大戦におけるポーランドの絶望的状況を

  今なお描写する。

  ナチスドイツの侵略と、ソ連軍の侵攻とに挟み撃ちにされる祖国。

  ソ連が行ったカティンの森でのポーランド将校15000人の虐殺。

  死んでいった者、残された者、信念をつらぬく者、沈黙する者。

  映画のエンドロールに音楽はない。

  長く長く続くロール文字は、森で命を奪われた多くの人たちの墓碑銘

  のようだ。

  重い映画だが、観るべき映画でもある。                           

   

インビクタス/負けざる者たち INVICTUS

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■ インビクタス/負けざる者たち 134分  米国 ( MOVIX三好 )

■ 監督  クリント・イーストウッド

■ 私の採点 ☆☆☆☆

  押しつけがましさは感じさせない、しかし明確にメッセージは伝わってくる。

  そんな映画である。きっと深刻で、複雑な政治的、人種的葛藤が事実として

  あったのだろうが、映画はそれにほとんど拘泥することなく、ぐいぐいと物語

  を前に進めるように描いていく。人々の描き方があまりにも屈託を感じさせ

  ないものだから、私は少し戸惑いを覚えたほどだ。

  イーストウッドのこの新作は、悪意ある人物が登場しない。

  人々の失意に沈む場面がない。

  そうなのだ。その事こそが、負けざる者たちを描くイーストウッドの視点であり、

  メッセージそのものなのだ。悪意を越えよ。失意に沈んでいる暇はないのだ、と。

                        

千年の祈り A THOUSAND YEARS OF GOOD PRAYERS

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■ 千年の祈り 83分  米国・日本 (名演小劇場)

■ 監督 ウェイン・ワン

■ 私の採点 ☆☆☆☆★

  父親は、離婚した娘を心配し、彼女のこれからの幸せを望むあまりに、アメリカに

  まで来て、祖国の料理を作り、あれこれと話しかける。

  娘は、そのおせっかいさがいやで堪らない。しかし、それを口に出せないでいる。

  父と娘が、人には言えないそれぞれの心の奥に仕舞っている個人的な事情。

 

  私はロケット工学者だった、と現役時代のことを異国の人たちに語る父親。

  異国の言語である英語でやっと自己表現ができるようになったの、と云う娘。

  やがて、二人は、心の内を、率直に話し始める。

  

  イーユン・リーの書いた短い小説「千年の祈り」を、映画としての作品に仕上げ

  たワン監督の力は評価されていい。

  

  父親シーの丸くなった背中は、小津の映画で笠智衆が演じた父親周吉を彷彿

  とさせる。この映画は、静かな力をもつホームドラマの秀作だ。                                 

                                                      

レンタルDVD

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■ 歩く、人 L' HOMME QUI MARCHE SUR LA NEIGE

■ 監督 小林政弘  2001年製作 103分

■ 私の採点 ☆☆☆☆★                       

 

■ 母べえ

■ 監督 山田洋次  2007年製作 132分

■ 私の採点 ☆☆☆★

 

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■ 櫂

■ 監督 五社英雄  1985年製作 134分

■ 私の採点 ☆☆☆                                                          

 

    

                                                                                                                           

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