« 川瀬巴水 愛知県美術館で12月20日まで展示 | トップページ | 絵封筒 冬景色-忘年会案内- »

2009年11月23日 (月)

11月の映画+DVD

映画           

 イングロリアス・バスターズ ☆☆☆★

 母なる証明    ☆☆☆☆☆

 低開発の記憶  ☆☆☆☆

 

                                                    

イングロリアス・バスターズ(INGLOURIOUS BASTERDS)

333858_005

■ イングロリアス・バスターズ 米国 152分 (MOVIX三好)

■ 監督  クエンティン・タランティーノ

■ 私の採点  ☆☆☆★

  2時間半の長さを感じさせない。

  タランティーノは健在、と云いたいところだが

  …。ちょっと肩すかしを食らった感じがある。

  ブラッド・ピッドはなかなか良い味を出しているのだが…。

     

 母なる証明 (MOTHER)                                                     

T0007653

■ 母なる証明  韓国  129分 (MOVIX三好)

■ 監督  ポン・ジュノ

■ 私の採点  ☆☆☆☆☆

  すっかり枯れ果てた秋の草はらの中を歩いてくる母親のトップシーンから

  ぐいと引き込まれる。少し息苦しくもなる。この母親に付き合わされる予感。

  なぜ彼女は踊りながら歩いているのか。それなのに、なぜ虚ろで哀しいよ

  うな表情を見せているのか。この場所は、どこなのか。

  観る者にさまざまな謎をいだかせて始まるこの映画は、徐々に加速し、

  途中で何度も強い熱を発しながら、ラストむかって疾駆する。

  周到に張られた伏線の妙。誇張される音の扱い。母親と息子、息子の友だ

  ち、殺された少女、家族やその友だち、弁護士、目撃者-たちの生活をくっ

  きりと浮き上がらせる描写力。

  トップシーンの意味を、そして母親の内面を、一気に明らかにする、ラスト。

  鮮やかで、力強く、鋭い映画だ。

  ポン・ジュノからは、しばらく目が離せない、そんな気がした。 

                                                      

 低開発の記憶 

776_1219901701_l

■ 低開発の記憶 キューバ 97分 1968年製作

   (名古屋シネマテーク 再上映 キューバ映画祭)

■ 監督  トマス・グティエレス・アレア

■ 私の採点 ☆☆☆☆

   さすがに40年の月日を隔てて、今初めてこの作品を観る

   とビビッドな面は伝わりにくいのが正直なところだ。

   しかし、カストロは確かに革命に成功し、今なおその政治

   体制維持している事実は、37歳のブルジョワ男、セルヒオ

   ・カルモナ・メンドヨにはどう映っているのだろうか。

   キューバ革命(西側からいえばキューバ危機)の一面を描

   いた真情あふれる作品であることには違いない。

   

                                    

                                                       

 

  

  

  

    

   

« 川瀬巴水 愛知県美術館で12月20日まで展示 | トップページ | 絵封筒 冬景色-忘年会案内- »