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2006年9月17日 (日)

実物の素晴らしさ 巴水の版画

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きのう川瀬巴水の版画を見に高浜市のかわら美術館に出かけました。会場に入るなり、沈黙、そしてため息。この画は、どうやって作ったのだろうか…。ある画は、雲間から差す月光に照らされゆれる美しい河面。ある画は、夜灯のともる塩原の田舎町を眠らせるように降りかかる雪、雪、そして雪。

250余点に及ぶ実物は、どれも素晴らしい。深みが変化する色彩の妙。繊細を極めた描線。そして奥行きのある構図。大正から昭和にかけての、作家巴水、彫師、刷師、版元の四者のほとんど奇跡的な協同作業を見た思いでした。

制作過程を記録した40分ほどの映画を見た後、図録(1500円)とカレンダーとポストカード2枚を買いました。それらは、むろん実物の版画にはとても及びません。でも、巴水の表す濃淡のことをもっともっと知りたいと思ったのでした。巴水は凄い。

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